2011年01月07日
MP5のマルチトラップ回避w
こんばんわ〜。今日は前回に引き続き、超駄々っ子なSRC製MP5を改修します。
さて、前回は給弾不良対策としてノズルを給弾口とツライチになるまで削りましたが、前回記事で書いた通り、今度はノズル長不足で初速が出ないという事態に…
てな訳で、今回なノズルをもう少し延ばしてみる事にします。
せっかく給弾口を広げる加工もしましたしね(^^)
とは言え、単純に延ばすだけならとっくの昔に試して失敗しているんですよね〜。
なので、今回は何故ダメだったのか検証しながらやっていこうと思います。
まずは前回試した際にどのような症状が出たか挙げると、
・弾詰まり、弾ポロ
・初速が異常に遅い
・試射中にピストンOリングがダメになる
という症状です。
ここで注目したのが、前回発見し記事にした一文
「何故かこのチャンバーに組むと、どのパッキンも弾の保持力が本来(他チャンバー使用時)より幾分か増えてしまいます。」
これが妙に引っかかりましまた。
要は、パッキンのすぼんでいる部分(BB弾保持部)を固定するチャンバー部分がキツく(他はガタガタなのにw)、逃げ場がないのだと思いますが…
これが何かを引き起こしているように思えてなりません。
そこである仮説を立て、手動でノズルの動きをデモンストレーションしてみる事に。
すると、やはり予測通りの結果に。
まずは、正常なチャンバー内でノズルを前進させてみます(画像のは透明なチャンバーが付いてると思ってくださいw)。

通常はこのように、先の尖ったノズルはパッキンの内側に入り込んでBB弾を押し出します。
(先まで一直線のノズルだとまた話は違うと思いますが)
しかし、チャンバーのパッキン口周りに一定の遊びが無いと…

こうなります。
パッキンが拡がる余裕が無く、ノズルが上手く進入できずにパッキンを潰してしまいます。
これではバレルにエアーが流れず、弾詰まり、弾ポロが起こってしまいます。
また、気密の高いシーリングノズルの場合、穴がパッキンで塞がれてエアの逃げ場が無くなり、ピストンに急激なブレーキを掛ける事に。
これは、場合によっては内部に大きなダメージを与えます。
というか全症状出てますね(汗
そこで、上記の対策として
1.チャンバーを削る
2.パッキンを薄くする
3.ノズル先端を薄くする
が考えられます。
理想としては1の方法かもしれませんが、これ以上チャンバーを削るのは怖い(換えが効かないし)ので今回は止めておきます。
2はかなり際どい作業になってくるのでこれも無し。
てな訳で、3の方法を取る事にしました。
まずは素材。元々薄くなっている部分を更に薄くする以上、樹脂では潰れてしまう可能性があります。
そこで、今回はSHSのアルミシーリングノズルを使用します(画像左)。

実際どの位薄くするのか、ですがこれはヤマカンですw
一応ノギスで図りましたが、作業単位が細かすぎて、ヤスリで満遍なく計測通りに削るのは無理ってなもんです。
で、こんな感じに削って

綺麗に仕上げます。
念の為、ちょっと余裕があるかなぁくらいまで削りました。
今は気密より確実な動作の方が大事なので。
で、手動で正常に動作する事を確認。
それと、ついでなのでタペプレの前面を薄くし、ノズルの前進量を増やします。
この長さのノズルを使用するなら、前進量より後退量を増やす方が大事(詳しくは前回記事参照)なのですが…まぁギリギリ給弾するからいいやw
そしていよいよ組込みます。
初速が正常に出るだろうと踏んで、内部構成を0.9J仕様に戻します。
シリンダー容量も計算し、適性な物をチョイス。
まずは前回記事の、給弾口からも発射という症状が治っているか確認します。
うん、治ってる。問題無し。
見たて通りでした。
さて、初速はちゃんと出るのか…
これでダメだったらお手上げなので、緊張の一瞬です。
そして…
70m/s
あれれwオカシイなw
しかも初速のバラつきがヒドイorz
内部構成戻してこれなので、一応成果は出ているのですが…うーん…
ん?んん?ひょっとして…
アーッ!!
間違いないw
原因はこのビ○チなチャンバーだw
またお前か
って感じですが、詳しくは次回に引っ張りますw
それではまた!
ていうかこれ・・・箱出しでマトモに動いてる人いるみたいなのですが・・・・一体どうなっているのやら・・・。
さて、前回は給弾不良対策としてノズルを給弾口とツライチになるまで削りましたが、前回記事で書いた通り、今度はノズル長不足で初速が出ないという事態に…
てな訳で、今回なノズルをもう少し延ばしてみる事にします。
せっかく給弾口を広げる加工もしましたしね(^^)
とは言え、単純に延ばすだけならとっくの昔に試して失敗しているんですよね〜。
なので、今回は何故ダメだったのか検証しながらやっていこうと思います。
まずは前回試した際にどのような症状が出たか挙げると、
・弾詰まり、弾ポロ
・初速が異常に遅い
・試射中にピストンOリングがダメになる
という症状です。
ここで注目したのが、前回発見し記事にした一文
「何故かこのチャンバーに組むと、どのパッキンも弾の保持力が本来(他チャンバー使用時)より幾分か増えてしまいます。」
これが妙に引っかかりましまた。
要は、パッキンのすぼんでいる部分(BB弾保持部)を固定するチャンバー部分がキツく(他はガタガタなのにw)、逃げ場がないのだと思いますが…
これが何かを引き起こしているように思えてなりません。
そこである仮説を立て、手動でノズルの動きをデモンストレーションしてみる事に。
すると、やはり予測通りの結果に。
まずは、正常なチャンバー内でノズルを前進させてみます(画像のは透明なチャンバーが付いてると思ってくださいw)。

通常はこのように、先の尖ったノズルはパッキンの内側に入り込んでBB弾を押し出します。
(先まで一直線のノズルだとまた話は違うと思いますが)
しかし、チャンバーのパッキン口周りに一定の遊びが無いと…

こうなります。
パッキンが拡がる余裕が無く、ノズルが上手く進入できずにパッキンを潰してしまいます。
これではバレルにエアーが流れず、弾詰まり、弾ポロが起こってしまいます。
また、気密の高いシーリングノズルの場合、穴がパッキンで塞がれてエアの逃げ場が無くなり、ピストンに急激なブレーキを掛ける事に。
これは、場合によっては内部に大きなダメージを与えます。
というか全症状出てますね(汗
そこで、上記の対策として
1.チャンバーを削る
2.パッキンを薄くする
3.ノズル先端を薄くする
が考えられます。
理想としては1の方法かもしれませんが、これ以上チャンバーを削るのは怖い(換えが効かないし)ので今回は止めておきます。
2はかなり際どい作業になってくるのでこれも無し。
てな訳で、3の方法を取る事にしました。
まずは素材。元々薄くなっている部分を更に薄くする以上、樹脂では潰れてしまう可能性があります。
そこで、今回はSHSのアルミシーリングノズルを使用します(画像左)。

実際どの位薄くするのか、ですがこれはヤマカンですw
一応ノギスで図りましたが、作業単位が細かすぎて、ヤスリで満遍なく計測通りに削るのは無理ってなもんです。
で、こんな感じに削って

綺麗に仕上げます。
念の為、ちょっと余裕があるかなぁくらいまで削りました。
今は気密より確実な動作の方が大事なので。
で、手動で正常に動作する事を確認。
それと、ついでなのでタペプレの前面を薄くし、ノズルの前進量を増やします。
この長さのノズルを使用するなら、前進量より後退量を増やす方が大事(詳しくは前回記事参照)なのですが…まぁギリギリ給弾するからいいやw
そしていよいよ組込みます。
初速が正常に出るだろうと踏んで、内部構成を0.9J仕様に戻します。
シリンダー容量も計算し、適性な物をチョイス。
まずは前回記事の、給弾口からも発射という症状が治っているか確認します。
うん、治ってる。問題無し。
見たて通りでした。
さて、初速はちゃんと出るのか…
これでダメだったらお手上げなので、緊張の一瞬です。
そして…
70m/s
あれれwオカシイなw
しかも初速のバラつきがヒドイorz
内部構成戻してこれなので、一応成果は出ているのですが…うーん…
ん?んん?ひょっとして…
アーッ!!
間違いないw
原因はこのビ○チなチャンバーだw
またお前か
って感じですが、詳しくは次回に引っ張りますw
それではまた!
ていうかこれ・・・箱出しでマトモに動いてる人いるみたいなのですが・・・・一体どうなっているのやら・・・。